神様の日記

ヘンテコな視点!

【interview】リリース記念! 神様に『楽しい魔法』の見所を聞いてみた!!

2018年中頃、YouTubeにラジオの投稿を開始。突如として現れた、未だかつてない"ユーモア"と"センス"の音波は、瞬く間に全世界へと広がった。そして今もなお、数々の名曲とラジオを制作し、人々を"カオス"にし続けている天才クリエイター集団、神様ラジオ!。今回はリリース記念インタビュー!前回に引き続き、神様ラジオ!のリーダー、神様にお話を聞いた。

 

新型コロナウイルス感染防止のため、ライターとインタビュイーとの間にアクリル板を設置し、充分な間隔をとって会話をしております

 

取材・文/ 引田美優

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ああ、それはわざとです

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ーーこの度は、シングルのリリースおめでとうございます。

 

神様 ありがとうございます。と言っても、まだリリースはされてないんですよね。

 

ーーあ、そうか。あと1週間ありますもんね。(インタビューが行われたのは11月28日)

 

神様 予約は始まってますんで、よかったら是非。

 

ーーはい。もう予約済みです。

 

神様 本当ですか。ありがとうございます。感無量です。

 

ーー今回のシングルはA面B面の2曲組なんですよね。

 

神様 はいそうです。本当はアルバムを出したかったんですけど、どうしても今年中に1枚出しておきたくって。それでシングルなら間に合うということで、何とかリリースまで漕ぎ着けました。

 

ーーなるほどです。ちなみに今回の2曲はどういった意図で選ばれたのですか。ギャップがありすぎるように思えるのですが。

 

神様 ああ、それはわざとです。わざとギャップを持たせています。初シングルなので、その方が自分の幅広さもアピールできると思って。

 

ーー神様さんらしいですね。

 

(神様ラジオ!さんのシングルは、こちらのリンクから各ストアで予約できます→https://linkco.re/embed/VZfryD7B)

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日常には

問い続けなければならない

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ーー続いて楽曲についての質問です。

 

神様 はい。

 

ーー先ずA面の『楽しい魔法』からお伺いしますが、この曲はどのようにして生まれたのですか。

 

神様 ん〜。あんまり覚えてないなー。でも弾き語りのデモが残っているので、多分ギター弾きながら作ったんじゃないかなと思います。

 

ーー結構曖昧ですね。

 

神様 確かなことは、これを作ったのが大学に入りたての5月で、ちょうど五月病に感染していた頃のことだと言うことです。結局は拗らせてやめちゃいましたけど。

 

ーーなるほど。気が病んでいた時期に作った曲なんですね。

 

神様 はい。レポートやらに追われて、朝起きるのも大変だし、バイトも初めたてで右も左も分からない。一人暮らしにも疲れてもう散々な新生活だったと記憶しています。

 

ーー辛かったですね。でもそんな時期によくこれだけ明るい唄が書けましたね。

 

神様 多分自分を元気付けたかったんだと思います。辛い生活を辛くしているのは、辛いと思う気持ちだって信じて。なかなか難しいですがね。

 

ーーなるほど。言われてみれば、サビ以外の歌詞だけを見てみると、それほど明るくない。むしろ、辛い現実が描かれています。

 

神様 魔法使いになりたいと願っていますが、どんなに努力しても失敗ばかりの主人公。そこへ魔女がやって来て、素敵な呪文を教えてくれる。そんな曲です。

 

ーー日常との戦い。『チャーハンのうた』もそうですが、神様ラジオ!の曲にはそんな葛藤の描かれたものが多いですよね。

 

神様 そうです。これは僕の高校生活に大きく由来するものがあるんですが、日常というのは、退屈で、辛くて、面倒くさい。それでも生きていく以上、これは一生続けなければならないこと。だからこそ、日常には問い続けなければならないんです。

 

ーーそれが『楽しい魔法』にも活きているんですね。

 

神様 はい。

 

ーーところでこの『楽しい魔法』。ポップな曲調が印象的ですが、何かアレンジで気をつけたことや、こだわった部分などはありますか。

 

神様 そうですね。アレンジの打ち込みは確か、最初にスタッカートのストリングスから打ち込んだと記憶していますが、これはもう頭に浮かんだメロディをそのまま出したって感じです。

 

ーーということは曲の頭から作られたんですね。

 

神様 そうですね。サビのところも、少しリズムと抑揚を変えてはいますが、ほとんど同じ音を使っています。あとコード進行はですね。とにかく明るい感じになるようにしました。サビが少し早くて難しいんですよ。(ギターを弾きながら)

 

ーーあ、わりと上手なんですね。

 

神様 ちょっと!酷いですよ。

 

ーーすみません。だって左利きなのに変な弾き方をされているので、つい下手なのかと。

 

神様 これでも一応、レコーディングのギターは全部自分で弾いているんですよ。確かに上手いとは言えませんがね。

 

ーーでは大変だったことはありますか。

 

神様 ミックスです。あれは地獄でした。

 

ーーそうなんですか。

 

神様 ええ。ものすごい時間がかかりました。

 

ーーなぜですか。

 

神様 ベースの一音一音がすごく短かったせいで、音のバランスが取りずらかったのが問題だったのかなと思います。

 

ーー確かに。この曲のベースラインはとても歯切れがいいですよね。

 

神様 あとは単純に、僕の技術不足です。この曲を作るために、何時間もネットの記事を読み漁って勉強しましたよ。エフェクターを購入するのに初めて課金もしました。

 

ーーそれだけ思い入れがあったんですね。

 

神様 もちろんそれもあるんですが、人様に売るとなると、やはりちゃんとしたものを作らなきゃという責任感に駆られまして(笑)。

 

ーーあー。確かにそうですよね。

 

神様 出来上がるまでに、半日はかかるミックスを、もう何十回もやり直しました。今でもちゃんとした音質になっているか、不安ではあるんですが、少なくとも今できるだけの努力はしたつもりです。

 

ーー聞いた人から良いコメントを貰えるといいですね。

 

神様 全くです。

 

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痛そうだからやめて

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ーー続いて、『リストカット』についてお聞きします。

 

神様 よろしくお願いします。

 

ーーこの曲はアコースティックギターのみの弾き語りアレンジになっていますが、それはなぜですか。

 

神様 この曲は孤独な主人公の葛藤を描いているので、余計な音は入れない方がいいと思い、シンプルに仕上げました。

 

ーーこの曲のタイトルは『リストカット』ですよね。ということは、失礼ですが、神様さんにはそういった過去がお有りなのでしょうか。

 

神様 はっきりと申し上げておきます。僕はリストカットをしたことはありません。

 

ーーではなぜこのような曲を作ろうと思われたのですか。

 

神様 Twitterで流れてくるんですよ。リストカットの画像が。で、そういう人たちのプロフィールやツイートを見て、どういう気持ちなのか考えていたら、曲になりました。

 

ーーなるほど。しかし、経験したことのないものを曲にするって難しくありませんか。普通はできないと思いますし、しても叩かれそうだからやらないと思うのですが。

 

神様 確かにそうですよね。でもTwitterでケチャップを手首に塗って、そういう人たちを馬鹿にするツイートを見ていたら、いてもたってもいられなかったんですよ。

 

ーーでは神様はリストカットについてどうお考えなのですか。

 

神様 個人的分析で恐縮です。切る理由は大まかに肉体的快楽と、社会的快楽の2種類あると思うのですが、この曲では両方を合わせて扱っているつもりです。共通点はどちらも痛みではなく、気持ちよさを求めているということ。それが分からない人がいるから面倒くさいんですよ。「痛そうだからやめて」って、そりゃ「知ったこっちゃねぇよクソが」ってなりますよね。

 

ーーそうなんですね。私はなんで人の気を引くためにそこまでするんだろうって、ずっと思っていました。違うんですね。

 

神様 違うとは言いきれません。さっきも言いましたが僕は一度も切ったことがないですし、仮に切ったことがあったとしても、全ての切った人と分かり合えるわけではないので。これは僕なりの解釈です。

 

ーーそうか。切ったことがある人同士なら絶対に分かり合えるわけではないですもんね。

 

神様 そもそも他人と同じ痛みなんてないんです。自分の痛みは自分だけのものなんです。だから想像して近づくしかないんですよ。どれだけその人や問題と真剣に向き合えるかです。

 

ーーなるほど。では仮に叩かれたとしても、それはそれで良いと。

 

神様 はい。ただ、僕が一番伝えたいのは最後のフレーズ、「それでも斬るのが喜びなら それもまとめて愛してしまえよ」ってところです。それで"自分を守れるなら"いくらでも切れ、と。

 

ーーいくらでも切れとは、また大胆なことをおっしゃいますね。

 

神様 やめたいと思っているのにやめられないって人はちょっとどうしようもないです。この状態は、もう思考してどうこうなる問題じゃないからです。そこまで行かれている方は病院へ行って、治療を受けられて下さい。

一刻も早く症状が治り、平常な生活に戻られることを、心よりお祈り致します。

 

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自分に魔法をかけて

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ーーさて、ここまで長々とお話を伺って参りましたが、いかがでしたか。

 

神様 疲れましたー。

 

ーーもうすぐ終わりますので、あと少し我慢して下さい。

 

神様 イヤです。

 

ーーそうおっしゃらずに。

 

ーー今回のシングルはどんな人に聞いてもらいたいですか。

 

神様 誰でもいいです。というか誰であっても、聞いてくれるだけありがたいですね。

 

ーーでは今回のシングルで伝えたいメッセージや思いはありますか。

 

神様 やっぱり「楽しく生きることの大事さ」を伝えたいです。自分にとって、楽しいのは良いこと、辛いのは悪いことなら、できるだけ楽しいと思うべきなんです。もちろん、どんな状況でも楽しいと思うなんて、簡単なことではないですが。でも辛いと思うより、楽しいと思った方がいいはずなんです。そうやって自分に魔法をかけて下さい。

 

ーー自分に魔法ですか。いいですね。

 

神様 いいでしょう。それではここで新曲、『自分に魔法』です!

 

ーー『楽しい魔法』で充分です。というか疲れていたんじゃなかったんですか。

 

神様 あ、はい。すみません。

 

ーー早く帰って寝た方がいいですよ。というわけで、今日はお話ありがとうございました。

 

神様 どういたしまして。では帰ります、さよオナラ。

 

ーーあ、はい。

思い出マシン

思い出マシン

いつかは忘れてしまう思い出
上手に繋ぎとめて守り続ける

心の奥に忘れた記憶たちが
光を浴びて輝き出す
溢れる思いのメロディーが
歌い始める

何処かで痛みを背負ったときは
思い出歌って笑顔で歩こう

いつでも思い出マシンが作る軌道
僕らはその上で歌ってた
心を走るあの音色が
今も聞こえる

心はずっとずっと
失くしたメロディーを探してる
あの日の音色をまだ覚えている

思い出マシンが作る軌道
光を浴びて輝き出す
心を走るあの音色が
今を奏でる

 

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この詞の歌詞を解釈していきます。

 

正真正銘、作者直々の解説ですよ〜(笑)

 

もし国語のテストでこの詞がでて「このときの作者の気持ちを述べよ」って書かれてたら、「ラーメン食いたい」って答えときゃいいよ!

ペケにした先生は教師失格!!

 

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さて、では本題に入りましょう。

 

この歌詞は、僕が高校1年のときに書いたものです。

Twitterに投稿したところ、中学と高校の同級生の間でちょっとだけ有名になりました。

 

有名になったのはいいのですが、当時から「こいつらなんも分かってねぇくせに」と思っていたような気がしなくもないようなするような、いややっぱしなかったようなしかししたような気も......

 

あれっ!!?

 

ちょっと訳分からなくなりましたネェ!?

でもね、そこがポイントなんですよ。

 

つまり、思い出と云うのは実に不明瞭、不安定、不正確なものだと言いたいんです。

 

試しに自分の好きな子の顔を、正確に思い浮かべて見て下さい。(いない方は自分の顔)

 

......はい。思い浮かびましたか?

 

じゃあそれを紙に正確に描き出して見て下さい。

 

......いや、描かなくてもわかる。

 

無理だわ。

 

紙の上に見るも無惨な化け物の顔が現れ、これを愛しのハニーに見せようものなら、貴方の顔には真っ赤な紅葉が咲くことでしょう。

 

このように、思い出とは、正確に思い出せない=自分で勝手にアレンジしちゃってるものなんです。極論を言えば空想。

 

すなわち、全ての人間が思い出を作り出す、思い出製造機。いわゆる「思い出マシン」なのです!!

 

つまり、この詞は「思い出の忘れた部分にキラキラの装飾をした人間の物語」なんです。

 

このことを踏まえて詞を読んで行けば、内容は大体理解できるのではないかと思います。

 

この詞ので云うところの「メロディー」「音色」は、それぞれ「詳細な記憶」「大まかな記憶」に置き換えられます。

 

「曲はなんとなく覚えてんだけど、細かいメロディーとか歌詞が思い出せねぇ」ってやつですね。

 

そして最後は偽りの音色を思い出して喜んでいる、というオチです。

 

なるほどなぁ〜......

 

では、今回はこれにて終了!!

【interview】はてなブログ独占! 謎のクリエイター、「神様ラジオ!」の真相に迫る!!

2018年中頃、YouTubeにラジオの投稿を開始。突如として現れた、未だかつてない"ユーモア"と"センス"の音波は、瞬く間に全世界へと広がった。そして今もなお、数々の名曲とラジオを制作し、人々を"カオス"にし続けている天才クリエイター集団、神様ラジオ!。そんな彼らの、デビュー2周年の節目に、未だ謎多きその素顔を見せてもらった。

 

取材・文/ 引田美優

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自分が楽しければ、世間体はどうでもいい

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ーーまずは、デビュー2周年おめでとうございます。

 

神様 ありがとうございます。

 

ーー改めてお聞きしますが、この2年間、神様ラジオ!ではどのような活動をされてきたのですか?

 

神様 そうですね。大まかに言えば、ラジオの制作と作曲です。

 

ーー神様ラジオ!のラジオって、とてもユニークだと思うのですが、何か影響を受けたラジオとかってあるのですか?

 

神様 他人のラジオはあまり聞かないんですが、魔法陣グルグルの「グルナビ」と、さよならポニーテールの「さよぽにLOCKS!」はよく聞いていたので、そこら辺の影響はあるかと思います。

 

ーーラジオを作っているのに、ラジオは聞かないんですね。

 

神様 今はラジオって時代じゃないですからね。

 

ーーではどうしてラジオを作っていらっしゃるのですか?

 

神様 単純に楽しいからです。自分が楽しければ、世間体はどうでもいいので。

 

ーーあくまでも、自分のための活動ということですね。

 

神様 そういうことです。

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神様だから、神様と名乗っている

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ーー素朴な疑問なのですが、神様さんはなぜ「神様」と名乗っているのですか?

 

神様 あー、それよく聞かれるんですよ。やっぱり「神様」って名乗ってたら変なんですかね?

 

ーー正直、普通ではないなと思います。

 

神様 やっぱりおかしいですか(笑)

でも、僕は適当に神様と言っているわけではなく、一応そうであるという理屈を持って名乗ってるんですよ。

 

ーーそうなんですか。では、それは具体的にどのようなものなのですか?

 

神様 簡単なことです。自分が生まれる前の記憶がないということは、自分にとって、自分が生まれる前の世界は存在しない。つまり、自分が世界を作った。だから自分は神だ、と。こういうカラクリです。

 

ーーえ、でも自分が生まれる前の世界が存在しないなんてどうやって判断するのですか?

 

神様 自分が体験していないからないんですよ。

 

ーーそんな自己中心的な考えが正しいとは思えないのですが。

 

神様 そんなことはないですよ。僕たちは何事も自分の感覚、思考でしか判断できません。他人は嘘を付きますが、自分に嘘はつけません。つまり、他人より自分の主観の方が正しいんです。

 

ーーあ、なるほど。今の一言で私の思っていた世界が一変したような気がします(笑)

 

神様 そりゃ一変しますよ。だって神様ですから(笑)

 

ーー結局のところ、神様は自分が本当に「神」だと信じているから、「神様」と名乗っているのですね。

 

神様 そうです。

 

ーーそれにしても、ここまでしっかりとした基盤があるのに、ラジオの中身はめちゃくちゃですよね。

 

神様 確かに(笑)

 

ーーいつもごまさんとの掛け合いが、絶妙にズレていてつい笑ってしまいます。

 

神様 ちなみにごまにも由来があるんですよ。

 

ーーえっ、それは驚きました。是非聞かせて下さい。

 

神様 実はごまって、「God Manager」を略して「GOMA」なんです。

 

ーー凄い。ちょっと興奮してしまいました。こんなに細かい設定があったのですね。

 

神様 そうなんですよ。中々紹介する機会がありませんが。

 

ーーもしかして、りりたんさんにも何か由来があったりするのですか?

 

神様 ないです(笑)

 

ーーないんかーい(笑)

 

神様 りりたんに関してはほんとにノリで。最初は別にここまでのレギュラーキャラにするつもりはなかったんですよ。それがいつの間にかこうなってしまって。

 

ーーいや。本当はここで驚いてはいけなかったんですよね。むしろこの行き当たりばったりの方が正常。

 

神様 ごもっともです。

 

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僕は友達を作らないようにしています

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ーー神様ラジオ!の音楽はどれも素敵だなと思って聞かせて頂いているのですが、メンバーの中で誰が作曲を担当されているのですか?

 

神様 ありがとうございます。作曲をしているのは僕ですね。というか、作詞作曲編曲ミックスまで、全て僕がやらせてもらってます。

 

ーーえ、全部ひとりでされているんですか。それは凄いですね。

 

神様 まだまだ技術不足なところも多いですが。それでも、全て自分でやることには、それなりに意義のあることだと思っています。

 

ーーその意義とは?

 

神様 僕にとって芸術は、自分の心を表現する行為なわけです。そこに他者が介入すると、それもまた芸術ではあるのですが、また違ったものになります。いわゆるディオニュソス的というやつですね。しかし僕の場合、外ではなく内に芸術を求めているので、この他者の介入は邪魔なわけです。全て自分でやることは、自分の芸術を貫ぬくという意義があるんです。

 

ーーなるほど。ちなみに作曲はいつ頃から始めたのですか?

 

神様 高校1年生の後半頃からです。今から約3年ほど前ですね。

 

ーーでは結構、長いことされているんですね。

 

神様 長い割にはミックスとかまだ下手くそですけど(笑)

 

ーー作曲は誰かに教わったのですか?

 

神様 いえいえ、独学です。

 

ーー編曲なども独学ですか?

 

神様 ええ、全部独学です。人に習うのが嫌いなんですよ。と言っても、今はインターネットがありますから、独学と言っても完全な手探りではないですが。

 

ーー私は習ってもできそうにないですが、やはり作曲はセンスが大事ですか?

 

神様 確かに作曲にセンスは必要です。でも、センスは誰にでもあるものなので、美優さんも作曲はできると思いますよ。

 

ーーいえ、私はセンスが悪いので。

 

神様 センスが悪いなんてないですよ。だって自分の良いと思うものが悪いなんてありえないじゃないですか。もし悪いと思うのであれば、それは単に自分の思い通りにいかなかっただけですよ。

 

ーー確かにそうですね。ところで最新の楽曲『マイナス一駅』の裏話等あれば教えていただきたいのですが。

 

神様 この曲は、僕が電車で見かけたカップルの関係を、勝手に解釈して勝手に曲にしちゃったものなんです(笑)

 

ーー勝手に(笑)

でも彼女の"構ってほしい"という気持ちが生々しく描かれていると思います。実際に神様さんが、これと似たような体験をしたことはあるのですか?

 

神様 もちろんありますよ。最近は逆に「構ってくれるな」って感じですがね(笑)

 

ーー具体的に教えていただいても。

 

神様 中学生のときはよく思っていましたね。とにかく目立って皆んなの気を引いてやろうっていう。その裏には「構ってよ」がありますよね。「言わなくてもわかるよね」とは少し違いますが。

 

ーー神様さんはどんな中学生だったのですか?

 

神様 周りの人達から変人と呼ばれる中学生でした。

 

ーー具体的にどのように変人だったのですか?

 

神様 ペンギンの像に話しかけてガラスを割ったり、エッチなテストを学年中にばら撒いたり、廊下でレーザービームを発射したりと。そりゃあもうとんでもない変人でしたよ。

 

ーー結構やばかったんですね。

 

神様 今でも十分やばいですけどね。

 

ーーちなみに高校生のときはどのような学生だったのでしょうか?

 

神様 死んでました。

 

ーーえっ、どういうことですか?

 

神様 高校ではとにかく誰とも喋らなかったんです。

 

ーーどうしてですか?

 

神様 単純に好奇心ですよ(笑)

人と喋らなかったらどうなるんだろうという。

 

ーー結局変人なんですね。

 

神様 まあそういうことですよ。でもお陰で自分の好きなことに没頭できたし、この時期があったからこそ、神様ラジオ!があるんです。

 

ーー人との繋がりを断つことで、本当の自分が見えてくるということでしょうか?

 

神様 あっ、良いこと言いますね。まさにそういうことなんですよ。人に囲まれていると自分が見えなくなってしまうんです。それに気付いてから、僕は友達を作らないようにしています。

 

ーーそれもまた極端な話ですね。

 

神様 極端で良いんですよ。だって神様ですから。

 

ーー『マイナス一駅』は、アコースティックギターを基調とした穏やかな曲ですが、神様ラジオの音楽が影響を受けているジャンルやアーティストはありますか?

 

神様 特にないです。というか、実は語れるほどジャンルもアーティストも十分に知らないんですよ。そういう意味では、作曲家としてまだまだ未熟だなと思います。

 

ーーつまり、頭の中にあるイメージをそのまま曲にしているという感じですか?

 

神様 はい、そんな感じです。ただ、やっぱり引き出しが多いに越したことはないので、これから勉強していきたいと思います。

 

ーー作曲にも勉強は必要だと思いますか?

 

神様 必要だと思いますね。僕も最初の頃は、音楽理論を学ぶことに抵抗があったんです。理論を学べば理論通りにしか作れなくなると思って。でも、「音楽」という決まったものを作るためには、やはり音楽理論に基づいたものでなければならないんです。逆に言えば、音楽理論に則らないものは、そもそも音楽ではないということです。

 

ーーなるほど。それでは最後に一言お願いします。

 

神様 このインタビュアーが最後にいう言葉は「ありがとうございました」です。なぜ分かるのかと言うと、それは僕が神だからです。

 

ーーありがとうございました(笑)

自殺をしない理由

僕が高校時代、めちゃくちゃに病んでいたことは前にもお話ししましたが、そんなに病んでいたのになぜ自殺しなかったのか。

 

今回はそのことについてお話しします。

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もちろん、僕も一時期死んでやろうと思っていましたし、二十歳になったら絶対に自殺してやるとまで言っていました。

 

しかし、今のところ生きています。

それはなぜかというと、死んだらどうなるか分からないからです。

 

死とは完全に何もなくなると言うことですが、果たして肉体がなくなったら本当に死ねるのでしょうか?

 

例えば、この世界が夢で、死ぬと目が覚めるのだと仮定すれば、当然死んだことにはなりませんので、死ねないということになります。

そしてそのことは、否定することができません。

 

もしその目覚めた先の世界が、今よりも悪かったらどうでしょう。今の人生を捨ててまでそっちへ行きたいですか?嫌ですよね。

 

もちろん、今より良くなる可能性もありますが、悪くなる可能性を孕んでいる以上、死なない方がいいですよね。

 

もしダメだったらまた死ねばいいだろうと思うかもしれませんが、無限に夢が続いていて、全ての世界がダメである可能性もあります。

 

そう考えると、そんなリスクを取るよりは大人しく生きていた方がいいと思えてくるわけです。

 

今がどんなに辛くても、死んだら更に辛くなるかも知れないのですからね。

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僕が自殺をしていない理由はこんな感じです。

馬鹿馬鹿しいと思うかも知れませんが、ありえないとは言い切れないのです。

 

しかし、そう考えると、辛いときの最後の切り札である自殺が全く効力を発揮しないということになるので、ますます虚しくなりますね。

 

人生詰んだらドラックに手を出すしかなさそうです。

もちろんそれは違法行為ですが、自分の人生を守るのに法律云々言っていられないでしょう。

 

というか、もう詰んでるんだったら尚更そんなことはどうでもいいのです。

 

法律を破ったら罰を受けますが、逆に言えば、罰を受ければ法律は破れるんです。

 

だから本当に人生に詰んだら、自殺ではなくドラックを使うのがいいと思います。

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以上だよ〜!!またねバイバーイ!!!!

作詞だけしました。

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3月20日...、過ぎましたが、人類は滅亡しませんでしたね。

しかし、コロナ騒ぎで世間は滅茶苦茶ですがな。

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さて、昨日新しく歌詞を書きました。

 

ギターがないので作曲はしていませんが、歌詞だけ先に書きました。

 

僕の場合、ウタモノの曲を作るときは、

 

メロディ先、歌詞先、両方同時、もしくは、伴奏先、伴奏+メロディ、伴奏+メロディ+歌詞、というパターンが基本的です。

 

他にもリズムからというのもあるかも。

 

とにかく今回は詞先で書いたんですよ。

だからとりあえずブログに掲載しときましょう。という寸法です。

 

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ハーベスト

 

世界で一番嫌な言葉は
「努力」かもしれないな
どんなに酷い罵詈雑言より
最低な暴言だと思う

 

僕の何割を知ってだろうか
その言葉を使うのは
何かしらで努力はしてるんだ
ただ金になってないだけだ

 

努力の正体が苦痛ならば
その逆は幸せなんだ
あとはどちらを優先するかだ
どちらにしろ結末は決まっているなら

 

長々生きる意味はどこにある
誰がそれを正しいと決めたのか
努力をしようがしまいが同じ未来だ
太く短くゆけ

 

ハーベストが良いとは限らない
努力した結末の
どんなに凄いお金持ちだって
大抵は運なんだと思う

 

君の何割も知りはしないが
そんなことを言っている
すると知りもしないでと言うけど
運命は変えられはしないよ

 

目の前の確実な飴玉を
確実に味わうことと
努力の先にあるか分からない
素敵なステーキ目指し博打するかなら

 

長々生きる意味はどこにある
誰が明日終わるやも知れぬ世に
努力を賭けて破産する
どうせ死ぬなら早くても同じだ

 

結果の確かじゃない努力なんて
博打の親父と何が違うんだ
「続けていれば報われる」だ?
綺麗事抜かすなよ
「人生舐めんな」?お前がな

 

ハーベスト先取り
報酬の食い逃げ
卑怯で結構
どうせエゴの末裔だろ

 

長々生きる意味はどこにある
誰がそれを正しいと決めたのか
努力をしようがしまいが同じ未来だ
太く短くゆけ

 

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以上です。

まあまあ攻撃的な内容にしました。

攻撃されたので(笑)

 

ハーベストとは、収穫、報酬、結果という意味だそうです。

東ハトさんのハーベストを見て思いつきました(笑)

 

最初はハーベストってクッキーの種類のことだと思っていて、甘い感じの歌詞になるのかな?と予想していたのですが、意味を調べると明らかに労働って感じがしたので、こういう内容になったんですねー。

 

東ハトさん、センス良い...

 

では、また曲が完成したらYouTubeにアップしようと思いますので、よろしくー。

僕という人間

初めまして。神様です。

 

変わり者の「僕」という人間に、興味を持って下さって、ありがとうございます。

 

見ず知らずのあなたも、ちょっと話を聞いて下さい。校長先生の長話しだと思って。たぶん、それよりは面白いはず。

 

ではでは。

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僕は、小学生くらいの頃から今まで、ずっと「変わり者」と呼ばれています。

 

それは、僕の短所でもあるけど、それよりも長所だと思っています。

 

そんな僕ですが、実は小学一年生まで、とても「恥ずかしがり屋」でした。

 

そして、自分に自信がなく、人の真似ばかりしていたんです。

 

学習発表会の劇も、小さな声でセリフを読み、図工の自分の似顔絵も、隣の席の子の絵を、真似て描いていました。

 

それがなぜ、どうして「変わり者」と呼ばれるようになったのか。

 

その原点を考察すると、ある一つの言葉に辿り着きます。

 

それは親に言われた、「人と同じことをするな、もっと目立て」という言葉です。

 

恐らく、この言葉がなければ、今の僕はないだろう、と思います。

 

その瞬間から、僕は性格を180°変えました。

 

これだけ大きな転換を、僅か7歳のころに行っていたのかと思うと、感慨深いものです。

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さて、そんなこんなで、「変わり者」の神様くんも、いよいよ中学生になったわけです。

 

中学生になると、僕の変人具合もどんどんエスカレートしていきました。

 

いえ、「エスカレートさせた」、と言う方が正しいかも知れません。

 

なぜなら、「人と違うことをしなければ」と、ずっと自分に暗示をかけていたからです。

 

当時は、「害チャン」、「害児」、「厨二病」と言う言葉が流行っていて、僕は、そう呼ばれるのが嬉しくてたまりませんでした。

 

とにかく、僕は、人と違うことをするのに、青春を懸けていたんです。

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さて、そんな厨二病にも、好きな子がいました。

 

向こうも、それなりに気はあっただろうなと、勝手に推測しています。あくまで推測ですよ。(笑)

 

その子は歌が好きだったみたいなので、僕が歌っていると、よくリクエストをくれたりしていました。

 

だから僕には、「上手に歌わなくちゃ」というプレッシャーが、常に乗っかっていたんです。

 

しかし、その頃は、声変わりをしたばかりだったので、上手く歌えませんでした。

 

幼稚園の頃から声変わりするまでは、「歌が上手」と言われていたので、好きな子の前で上手く歌えないというのは、まあまあショックでした。

 

特技が一つなくなると言うことは、命が一欠片、削れるに等しいことだなあ、と思います。

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どうしてこの話をしたのかと言うと、それから僕が、死ぬほど歌うようになったからです。

 

僕にとって、誇れるものは、「歌うこと」、「変わり者であること」しかありませんでした。

 

そのうちの、一つがなくなってしまうと言うことは、自分の半分がなくなってしまうと言うことです。

 

変わり者であることを、常に意識して生きて来た僕は、存在意義にも敏感だったので、歌がなくなったら他にない、と言う感じを察知したんです。

 

そうして、気がついたときには、常に歌っていました。

 

つまり、僕は、「自分を守るために歌っている」んです。

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高校生になると、僕は誰とも喋らなくなりました。

 

理由は単純で、「今まで、いわゆる目立つことで変わり者だったわけだが、黙ることで変わり者になると、一体どうなるのだろう」と言う好奇心です。

 

まあ答えを述べると、病みます。

 

なぜ病んでしまったのか。自分なりに考察をすると、恐らく、存在意義がなくなってしまったからだと思われます。

 

詳しく言うと、それまでの僕は、周りに「変わり者(僕にとっては褒め言葉)」と言ってもらうことで、存在意義を得ていました。

 

しかし、誰とも話さなくなって、誰にもそれを言ってもらえなくなった結果、病むに至ったのです。

 

さらに、僕が誰にも話しかけなくても、誰かが僕に話しかけてくれれば、何とか存在意義は保てたはずなのですが、それすらもしてもらえなかったので、僕は、ますます病んでしまいました。

 

そうして、僕は、「人間不信」と、「自暴自棄」に長らく苦しめられました。

 

もしも、僕に魅力があれば、誰かしら話かけて来るだろう。しかし、そうならないと言うことは、僕に魅力がないと言うことだ。魅力がないとは、すなわち凡人である。凡人とは、変わり者の僕と対局のはずだが、これらが成り立たないと言うことは、つまり、僕は普通の人間なのか。いや、普通の人間であれば、目立つことを止めれば普通になれるはずだ。ならばなぜ僕は、孤独という少数派なのか。

 

こんなふうに、ぐるぐる考えているうちに、僕はあることに気が付きました。

 

僕は、高校生になって誰とも喋らなくなったのではなく、元々、誰とも喋れていなかったのです。

 

簡単に言えば、中学生までの僕は、サーカスの動物で、僕が歌ったり踊ったりすると、「害チャン!(僕にとっては褒め言葉)」とか言われていたようなもので、その観衆と僕の間には、頑丈な檻があったんです。

 

サーカスの動物が芸をしなければ、観衆は去ります。これが高校生の僕の状況です。

 

どうせ僕は要らない人間なんだ。

 

その頃はずっとそう思って生きていました。

 

今も、たまに頭の中をチラつく言葉です。

 

こうして、人と違うということに青春を懸けていた僕は、誰からも相手にされていないことに気づき、「変わり者」というのが、コンプレックスになってしまったんです。

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歌はいくら歌っても下手、性格もコンプレックスだった僕は、死にたいと思い始めました。

 

今でも隙あれば、ひょっこり顔を出す気持ちです。

 

その頃、僕は曲作りと作詞を始めました。

 

しかし、当然上手くいくわけもなく、特に作詞の方は、何を書けばいいのか分からず、嫌になりかけていました。

 

そこで、何か打開策はないかと考えた結果、哲学の本を読むに至ったのです。

 

とは言っても、勉強は大嫌いなので、ひとかじりくらいしただけですが。

 

なぜ哲学かというと、胸を打つ詞を自分なりに推理したところ、どうやら、「言われてみればそうだよなぁ」と言うような、いわゆる、読み手をハッとさせるような、悟ったフレーズがいいらしいからです。

 

つまり、悟る=哲学と、こんな具合です。

 

(後々、倫理の教科書なんか見てみると、哲人の名言も、詩的なものが多いですよね。と言うか詩です。)

 

結果、自分でも納得いく歌詞が書けるようになったので、これが新たな僕の強みになりました。

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ここまで書いてきましたが、結局、僕という人間がどんなやつなのかというと、やはり「変わり者」です。

 

そして、なぜ歌ばかり歌っているのかというと、それは、存在意義を失わないためだと言えます。

 

貴重な好きなことだからこそ、下手になって失くしたくないのだと思います。それ以外に取り柄はほぼないですから。

 

というわけで、僕とはこんな人間です。

 

ここまで全部読んだ人は「変わり者」認定!!

ギターの話題、キター!!!!

【ギターだよ】

 

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今回はギターについてお話します。とは言ってもギターのメーカーとか種類についての話じゃなくて、あくまで神様とギターの関わりについてです!

どう?めっちゃ興味そそられるでしょ!!!

では、そんなあなたのタメーに!ギターについてお話いたしや醤油!!!

 

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【神様、ギターを始める】

 

僕がギターを始めたのは高校一年〜高校二年のとき。17歳のころですので、今から一年半ほど前のことですね。

 

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突然、雷に撃たれて覚醒し、気づいたらギターを弾いていたのが始まりでした!

 

...いや、嘘だよ???

 

みなさん、とても純粋なのですね。からかってすみませんっ...。

 

で、本当はどうなのかと言いますと、祖父母の家で、伯父のギターを見つけたことが始まりです。

 

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それから自宅でもギターを弾きたいと思い、購入したのが.....

 

そう、百均ギターです!!!!!!

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当時はこいつでよく弾き語りしてました。→(https://youtu.be/WNq9r6OHwGE

この動画の曲は僕が作りました。音程は辛うじて維持してる感じかな...。

 

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【神様、とうとうBUYする】

 

それから月日は流れ、2018年の1月末!

 

神様はとうとう、エレキギターを購入しました!!

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とは言っても中古のやつで、1〜2万円です。

なぜSG(このギターの名前)にしたのかと言いますと、GarageBandというDTMアプリのギターのアイコンがSGで、

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かっこいいと思っていたのですが、それをたまたま中古屋さんでみつけてしまったので、購入しました。今思い出してもドキドキする、初めて中古屋でこいつを見つけた瞬間のこと.....。

 

これは嘘じゃないですよ、本当のことです。あの店で君を見つけて、今こうして僕の元にいるって思うと、運命だよなぁ、って思って、感動しちゃいます.....。

 

【神様、ギターを隠す】

 

(ギターを持ってくれてる友達のSくんです)

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さて、友達と、電車で、隣町までエレキギターを買いに行った神様ですが、店を出たとき、あることに気が付きました。

 

え、めっちゃ恥ずいやんっ!?

 

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そうです。弾けもしないエレキギターを肩にかけて、人混みを歩くというのは、中々恥ずかしいものなのです。

 

なんかカッコつけてるみたいだし、デカいから目立つし。

 

よく考えれば、誰がギターを背負ってようが、別にどうでもいいことなのですが、当事者はなぜかめちゃ恥ずかしいのですよ。

 

というわけで、情けないですが、時々、友達に持って貰いながら、なんとか家に帰りつきました...。

(後に彼もギターを購入しますが、そのときは恥ずかしいと言っておりました)

 

そして家の玄関を開けようと鍵を取り出したとき、神様は再び、あることに気が付きました。

 

え、ギター買ったのバレたらやばくね!?

 

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そうです。中古だから安いとは言っても万の桁。貧乏な我が家では十分、高額な買い物です。

当時、アルバイトをしていなかった僕は、当然、親のお金(盗ったわけじゃないよ!)で買ったのですから、これは見つかったらまずい.....。

 

〜スタート!〜

神様「ただいま...」

母「おかえりー、どこ行っとったん?」

神様「いや、ちょっと、遊びに...」

(取り敢えず玄関にギターを置いたままリビングへ)

母「晩御飯もうすぐやけーねー」

神様「はーい...」

(スキを見て自分の部屋へギターを放り込む!実は、神様の部屋は玄関から一直線なのだ!!)

〜エンド!〜

 

.....てな具合で、なんとかバレずにギターを部屋に入れることができたのです!ふぅ...。

 

で、今も隠しているのがと言いますと、実はすぐにバレちゃったんですね。すぐと言っても1週間後くらいかな。

(なんでバレないのか分かんないくらい、音出して弾いてたんですけどね...)

先に知っていた弟にばらされちゃいました。

でも怒られませんでしたよ。

 

母「あんたの趣味に口出す気はないよ〜ん」

 

と言ってらっしゃいました。

 

ちなみに、うちの両親はギターを買う半年前に離婚したのですが、もし父がいたら、話は変わっていたかもしれません。母は父と離婚してからすごく優しくなったので、どれだけ父からのストレスを溜めていたかがよく分かります。

 

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【ギターと利き手】

 

僕は文字を書くのは右利きなんですけど、ギターを弾くのは左利きなんです。

専門的にクロスドミナンスというやつですね。(両利きとは違います)

 

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個人的に、自分が右利きのときと左利きのときの違いが、どのような状況下のとき生じるのかを調べた結果、僕の場合、大きな動きをするときは左手、細かい作業をするときは右手、という風になってるみたいです。例外も多々ありますが。

 

そういえば学校で、右手に鉛筆、左手に消しゴム、という風に両手を使っていたら、「スゲー、そんな器用なことできねー」と言われたことがあります。うれしいかったよ。僕的にも、右脳と左脳がバランスよく使われると思うので、いい特性だと思っています。

まあ、すなわちゴッドハンドてことですよ!!

 

話が逸れましたが、ギターは左利きなので、左利き用のギターを買うか、右利き用のギターを張り替えて使うかで悩んだんですよ。(結局↑のSGを買うのですが。)

で、色々調べてみると、左利き用ギターはどうも高いらしい。そして種類も少なく、人にギターを貸してもらうこともできないそうなので、思い切って.....

 

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右利き用のギターを、そのままひっくり返して使うことにしました!!!!!!

 

えっ!?

と、思うかもしれませんが、今のところ不自由なく弾けています。

 

だって張り替えるのだりぃし、人のギター借りられねーし。

 

と言うわけで、神様は右利き用のギターで、ギターをスタートしたわけです。

 

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【神様はCコードを弾く】

 

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最初はとにかく、指が痛かったです。しかも、ちゃんと弾けるようになる保証のない、右利き用のギターをひっくり返すという弾き方ですから、そりゃもう、心が折れそうになりましたよ。でも何日も弾いてるうちに、だんだん音も出るようになっていきました。

努力は死ぬほど嫌いですが、このギターの上達に関しては、継続は力なりと、つくづく思いました。それから、好きこそ物の上手なれ、かな。好きだからこそ継続できたんです。

 

僕がまず最初に覚えたコードは、Cコードですが、僕はギターをさわるまで、コードと言うものをあまり好ましく思っていませんでした。

というのも、作曲をするときには必ずコード進行を使う、みたいなルール、固定観念が、作曲の自由さを奪うものだと、僕は考えていたので、あえてコードを避けていたんです。

でも既存曲の弾き語りをするには、やっぱりコードを弾くしかなかったので、仕方なくCコードを押さえてみることにしました。

 

押さえてみるけど、まあ難しい.....。

基本中の基本の簡単なコードらしいのですが、僕には全く押さえられず.....。

Fコード(初心者にとって一番難しいコード)どころか、Cコードで挫折しかかってしまったんですね。でも、これもやっぱり継続は力なりでした。

 

二ヶ月くらいで、Cコードはマスターできましたよ!(時間かかりすぎ)

 

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【ここで〆ましょ】

 

とまあ、僕とギターについて書きました。また、音楽とかギターの話題はしようと思いますけどね。

 

強制的に読まされているみなさん、お疲れ様です。

 

お疲れ様でしょうけど、僕は神様ですので、次回もまた読むようにセットしておきましたよ!!

 

てなわけで、また次回も読まなくてはならない皆様、またねー!!!